一日防災学校

本校は9月26日(金)、地域の専門機関と連携し、全学年参加の実践的な「一日防災学校」を実施しました。学年ごとにテーマを設定した実践的なプログラムを通じて、生徒一人ひとりが「自分の命、そして他者の命を守る」ための具体的な知識と行動力を身につけました。

〈1学年〉地域のハザードマップ作成と発表を通じて、潜む危険を視覚化しました。さらに、災害時に流れる「デマに騙されない考え方」を学ぶ情報防災訓練を実施し、正確な情報判断の重要性を学びました。 

  

 

〈2学年〉 留萌振興局指導のもと避難生活をシミュレーションする「DOはぐ」(避難所運営ゲーム)に取り組み、避難所運営の難しさや協力の重要性を学びました。

 

〈3学年〉認定こども園まき様の園児たちを対象に、有事を想定した避難誘導訓練を実施しました。3年生が主体となり園児たちを本校まで安全に誘導し、体育館にて生徒が運営する避難所体験を行い、園児たちと共に防災意識を高めました。この活動で「小さな命を守る」という主体性と責任感を伴う貴重な機会となりました。

※なお、避難誘導は徒歩の予定でしたが、天候の関係でバスでの輸送となりました。

 

<全学年>

陸上自衛隊による防災講話と負傷者を救うための心肺蘇生法、緊急時の止血法、そして怪我人を運ぶ担架搬送を実践的な防災訓練を体験し、自助・共助の技術を習得しました。

管内気象台による地震・津波のメカニズムの講話では、自然現象の知識を深めるとともに、最新の防災情報を得る重要性を学びました。

羽幌警察署による「身近にある災害から身を守るために」と題した講話では、生徒たちの身の回りにある具体的なリスクと、それに対する日頃からの備えや心構えについて、改めて考える機会となりました。

      

           

関連機関の皆様、ご協力頂きありがとうございました。生徒の防災意識を大きく高める大変有意義な一日となりました。