学習・進路活動

総合的な探究の時間(1学年)苫前町夕陽ヶ丘風力発電所の見学

6月19日(金)5校時に苫前町夕陽ヶ丘発電所の見学に行き、風車を支えるタワーの内部を全員が見学しました。

6校時には学校へ戻り、苫前町役場建設課の高田和彦さまから、風力発電所に関する説明をいただきました。「強い風」「広い土地」「旧国道や農道などの既存の道路」「羽幌炭鉱の遺産としての高圧電線」「地域住民の理解」という5つの条件がそろっていたため、苫前町は日本最初の大規模風力発電地帯になったとのことです。

説明の後に質疑応答があり、生徒からは「風車はなぜ白いのか」、「風車の回転速度は?」「羽(ブレード)の先端が曲がっているのはなぜか」「1基つくるのに10億円かかるそうだがもっと安くつくれないのか」などの質問が出ました。

これに対し、高田さまから「色は何色でも良いのだが、周囲の景観に一番なじむのが白色とされているため。」「想像以上に速く、なんと時速272㎞!」「風を受けたときの効率が一番良い形とされている。」「中国製などのもっと安い風車もあるが、品質に問題があり、高くても壊れず長持ちする欧米製の風車が一番お得。10億円かけてもそれを大きく上回る利益が出ている。」と、丁寧にお答えいただきました。

総合的な探究の時間(1学年) マイクロプラスチック調査

6月17日(水)5,6校時に 羽幌シーバードフレンドリー推進協議会様のご協力のもと、はぼろサンセットビーチのマイクロプラスチック調査を体験しました。

 一見きれいに見える砂浜にも、目を凝らすと無数のカラフルな微細プラスチックが混ざっており、人間の経済活動が自然に与える負荷を強烈に実感し、海洋汚染の深刻さを肌で感じました。

 「細かくなったプラスチックは回収が極めて困難である」という現実を学ぶことができ、単にゴミを拾うだけでなく発生源を断つために日々の生活で使い捨てプラスチックを削減する意識が芽生えました。

総合的な探究の時間(1学年)羽幌町の漁業を考える

6月9日(火)6時間目に北るもい漁協羽幌支部所属の立花漁業部 「海宝丸」船主の立花充人さんをお招きし、「羽幌町の漁業を考える」と題し講話をいただきました。

プロの漁師になるためには漁業権が必要なこと、漁業権取得の方法、地球温暖化が漁獲される魚種にも大きな影響を与えており、サケやタコ、ナマコなどが減少する一方でブリやマグロ、増殖事業の成果が出ているニシンの漁獲が増えているというお話をいただきました。

また、付加価値を上げるため活魚での出荷を行うようになったこと、漁船の購入にかかる費用や年収、国や自治体からの補助金や支援金のお話もありました。最後に漁業従事者も高齢化が進んでいて、若者に職業として漁師になることも進路選択の候補にしてほしいとのお話がありました。

総合的な探究の時間(1学年) 地域振興講話

5月21日(木)、1年生の総合的な探究の時間で羽幌町地域振興協力隊の行方(なめかた)和之さんをお招きし、地域振興に関するお話を伺いました。

地域振興協力隊は都会に住んでいる人が地方に移住しやすくする総務省の制度であり、地域振興の要諦は自分目線で住んで楽しい生活の場を作ること。そのため住んでいる町のことをよく知る必要があるとのお話をいただきました。2026年度は1万人以上の協力隊員を全国に配置する計画だそうで、おおむね協力隊員の半分はその地域で職業を持ち、定住するそうです。

講話の最後に、グーグルフォームを用いて羽幌町の地域振興のためにどのようなことを行えば良いかアンケートをとったところ、若者にとって買い物に便利なショッピングモールやレストランを誘致し、数多くのイベントを行ってはどうかという意見が出ました。またJRを復活させ、5Gの回線を広く整備して欲しいという意見もありました。

令和8年度 総合的な探究の時間(1学年)「天売島で繁殖する海鳥と私たちの環境について」講演

4月21日(火)6校時、1学年の総合的な探究の時間に「天売島で繁殖する海鳥と私たちの環境について」と題し、環境省羽幌自然保護官事務所稀少種保護増殖等専門員の岩原真利様から講演をいただきました。

天売島が海鳥の繁殖する環境として優れている一方、人間活動が様々な形で海鳥の繁殖にプレッシャーを与え、ウミガラス(オロロン鳥)やウミスズメが絶滅危惧ⅠAという状態で、これらの海鳥をいかに保護していくかというお話がありました。

特に羽幌町のイメージキャラクター「オロ坊」のモチーフでもあるウミガラス(オロロン鳥)は、1963年に8000羽の生息が確認されていたにもかかわらず、1990年代には十数羽という危機的な生息数にまで減少し、2003年から保護増殖事業を行ってから30年以上が経過したにもかかわらず、現状は135羽、37つがいしか確認されていないという説明がありました。

一度失われた環境を復元することがいかに困難であるかという説明に、多くの生徒が気づきを得たように思われました。講演の後、生徒からの質疑があり、丁寧にお答えいただきました。